神社での参拝
知っておいてほしいこと
神社での参拝
誰でも、いつでも気軽に訪れることができるパワースポットですが、ぜひ守っていただきたいルールもあります。
基本は、自分一人のものではない事と、近隣の方に迷惑をかけないこと。
パワースポットは、むかしむかしから、近隣の人が信仰し、守ってきた大切な宝物。
近隣の人と一緒に、私達も大切にして行きましょう。
お社(おやしろ)について
大きいお社のある神社はとても立派に見えます。なんとなく、小さなお社に神社よりも、ご利益もあるように感じませんか?
神社は規模の差はあっても、それぞれ個性を持って独立した存在です。
したがって、お社の大きさでご利益が変わるわけではありません。
また、遠くの神社ほどこれまたご利益があるようにも感じますが、住宅からの距離でご利益が変わることもありません。
参拝方法は
神社 神さまと縁を結ぶ場所
神社の境内には基本的に、誰でも、何時でも許可無く自由に立ち入ることができます。
だからといって近隣にお住まいの方が不安に思うような時間帯に参拝するのは控えたいですね。
お社では「二拝二拍手一拝」が基本です。
拝とは腰を90度くらいまで曲げる挨拶です。
お参りの作法
1 鳥居をくぐる前に帽子を取ろう
可能なら防寒着も脱ぐのが理想です。
2 鳥居をくぐるとき、一礼しよう
3 鳥居をくぐるとき、参道を歩くときは真ん中を避けて歩こう
鳥居から先はご神域。
真ん中は正中(せいちゅう)といって、神さまの通り道です。
姿勢を正して歩こう。
4 手水舎(ちょうずや)で手と口を清めよう
神さまのお会いする前に自らを清めるという意味があります。
丁寧に丁寧に。
5 お賽銭は拝礼前に
鈴があるときは鈴を鳴らそう
諸説ありますが、鈴は神さまに自分が来たことを知らせる意味があるのだそうです。
なお、神さまの前では参道の真ん中でお参りしてもかまいません。
6 二拝・二拍手・一拝
お寺では手を合わせますが、神社では手を合わせません(これも諸説あります)。
7 帰りも参道の真ん中は避けて歩こう
参拝のとき、神拝詞(となえことば)を唱えるとなおいいようです
祓え給い (はらいたまい きよめたまい)
神ながら (かむながら)
奇しみたま(くしみたま)
幸え給え (さきわえ たまえ)
外山晴彦『神社のことがよくわかる本』,東京書籍,2008.2
吉田さらさ『最近ついていないと思ったらー自祓い』,主婦の友社,2009.3