お寺での参拝
知っておいてほしいこと
お寺での参拝
誰でも、いつでも気軽に訪れることができるパワースポットですが、ぜひ守っていただきたいルールもあります。
基本は、自分一人のものではない事と、近隣の方に迷惑をかけないこと。
パワースポットは、むかしむかしから、近隣の人が信仰し、守ってきた大切な宝物。
近隣の人と一緒に、私達も大切にして行きましょう。
お寺について
いつ参拝してもいいものなの?
参拝方法は?
などなど、お寺に参拝するについての知っておいていただきたいことを紹介します。
合掌。
お参りの作法
寺院は修行の場
お寺は、神社と違い、一般には解放していないところも多くあります。
お寺はみんなのものというわけではなく、檀家のものです。
また、お寺は悟りを求める人の修行の場でもあります。
このことをしっかりと理解したうえで、お寺に参拝するときは、あくまでも謙虚に、怪しまれることがないようにしたいものです。
わたしも、お寺があると境内や本堂前までは自由に入らせていただき、手を合わせていますが、境内に住職や他の参拝者がいらっしゃる時は必ず挨拶するようにしています。
本堂など、建物の中に入るときはきちんと住職に声をかけてからにしています。
他人のお宅を訪問するときの感覚と似ていますね。
お参りの作法
本殿前で手を合わせるとき
1 山門をくぐる前に一礼する
2 手水場(ちょうずば)があるときは手と口を清める
3 お布施(お賽銭)をする
4 鰐口(わにぐち)をならす
神社の鈴のような感じで鳴らします
5 姿勢を正し、手を合わせる
神社と違い、拍手はしません。
6 可能なら、般若心経やご真言をとなえる
本殿内で参拝するとき
1 山門をくぐる前に一礼する
2 ご住職に挨拶する
3 手水場(ちょうずば)があるときは手と口を清める
4 ご本尊前で、お布施(お賽銭)をする
5 ろうそくを灯し、お線香をあげる
6 可能なら、般若心経やご真言をとなえる
7 退出のとき、もう一度ご住職に挨拶する
お経などを唱えない場合でも、感謝の心と懺悔、そしてみんなのためになるような大きなお願いも一緒に心に込めよう。個人的なお願いごとは大きなお願いごとの後にしよう。
お経などは意味がわからなくても唱えるだけで功徳になるとされています。
参考
吉田さらさ『最近ついていないと思ったらー自祓い』,主婦の友社,2009.3